プーアル茶の飲み方
プーアル茶の起源
その昔、中国大陸において遊牧民が権勢を誇っていた時代、プーアル茶は交易品として、立派な馬と交換されていました。
肉食中心で野菜不足の遊牧民にとって、プーアル茶は当時から健康維持に欠かせないものだったと思われます。
中国辺境の地、現在の雲南省の、ラオス寄りの山々に自生していた雲南大葉種の茶樹から採れた葉を用いて生産されていたプーアル茶は、平たく丸い餅型に固められ、交易を通して世界に運ばれました。絹の道(シルクロード)ならぬ、お茶の道として語り継がれており、今も当時の足跡を各地に見ることが出来ます。
現代のプーアル茶
現代の中国ではプーアル茶は地理代表製品として保護されており、中には樹齢1000年を超す古樹から採れるものもあります。